海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
昨年の12月30日、横浜文化体育館で井上尚弥(24=大橋)の持つWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王座に挑んで3回TKO負けを喫したヨアン・ボワイヨ(30=仏)が、4月21日に米国ニューヨークのキングスシアターで再起戦を行うことになった。バンタム級8回戦で拳を交える相手はデューク・ミカー(26=ガーナ)。WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級14位、WBO9位にランクされる強豪だ。
井上に4度倒された
ボワイヨは無効試合を挟んで31連勝の勢いに乗って井上に挑んだが、まったく歯が立たずに3回TKOで敗れた。これが4ヵ月ぶりの再起戦となる。47戦41勝(26KO)5敗1無効試合。対するミカーは20歳のときにガーナ代表として12年ロンドン五輪フライ級に出場、2回戦でマイケル・コンラン(英/アイルランド)にポイント負けを喫した。その年の11月にプロ転向を果たし、ここまで21戦全勝(18KO)という快進撃を続けている。2年前から英国や米国のリングにも上がっており、バンタム級のWBOアフリカ王座、英連邦王座、WBCインターナショナル王座を獲得している。ボワイヨにとっては厳しい試合になりそうだ。