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IBF(国際ボクシング連盟)は3月12日に同団体ヘビー級2位のクブラト・プーレフ(36=ブルガリア)と6位のドミニク・ブリージール(32=米)に対して挑戦者決定戦を行うよう指令を出したが、交渉は進展していないと伝えられる。そのためIBFは4月10日に米国ニュージャージー州スプリングフィールドで興行権入札を行うとアナウンスしている。
クブラト・プーレフ
もともとプーレフは昨年10月にWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とIBF王座を持つアンソニー・ジョシュア(英)に指名挑戦者として挑む予定だったが、2週間前になって肩を痛めたため試合を辞退した経緯がある。今回のブリージール戦は再び指名挑戦権を得るための試合となる。26戦25勝(13KO)1敗。この敗北は14年11月にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に挑んで5回KO負けを喫したもので、2度目の大舞台を目指している。一方のブリージールは12年ロンドン五輪出場後にプロ転向を果たした大型選手だが、2年前にはジョシュアに挑んで7回TKO負けを喫している。戦績は20戦19勝(17KO)1敗。
プーレフ対ブリージールの勝者は、31日(日本時間4月1日)に行われるジョシュア対WBO(世界ボクシング機構)王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド/米)の勝者に挑戦する権利を得るが、すぐに試合が実現するかどうかは分からない。