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WBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級レギュラー王者タイロン・ツェーゲ(25=独)対1位アイザック・エクポ(35=ナイジェリア)のタイトルマッチ12回戦は24日(日本時間25日)、ドイツのハンブルクで行われた。両者は昨年3月25日に対戦し、ツェーゲの傷が深くなったため消化不良の5回負傷判定という結果に終わっている。ちょうど1年ぶりの再戦はどちらに凱歌があがったのか。
〇タイロン・ツェーゲ(独)
2回23秒TKO
×アイザック・エクポ(ナイジェリア)
左ジャブを上下に打ち分けて先制したツェーゲは初回終了間際、右を顔面にヒットしてダウンを奪った。ゴングに救われたかたちとなったエクポだが、ダメージを抜くには1分間の休憩は短すぎた。2回開始と同時にツェーゲは挑戦者に襲い掛かり、左右をまとめてヒット、この試合2度目のダウンを奪った。ここも立ち上がったエクポだが戦える状態ではなく、レフェリーが試合をストップした。因縁にけりをつけ3度目の防衛を果たしたツェーゲは23戦22勝(12KO)1分、敗れたエクポは36戦32勝(25KO)4敗。
前座にはライトヘビー級でWBC(世界ボクシング評議会)7位、IBF(国際ボクシング連盟)11位にランクされるカロ・ムラト(アルメニア/独)が出場、トラビス・リーブス(米)に12回TKO勝ちを収めた。
同じく前座にはWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級14位のセバスチャン・フォーメラ(独)対アンゲロ・フランク(独)のWBO同級欧州王座決定戦が行われ、フォーメラが7回TKO勝ちを収めた。