ファンマ・ロペス 17ヵ月ぶりのリング

　序盤から飛ばしたのはベレスだった。パンチで元王者の右目上を切り裂き、相手にハンディを与えた。ロペスも意地をみせて勝負を長引かせたが、最終回、ベレスが右をヒットするとロペスはダウン。再開後、ベレスが連打を浴びせるとレフェリーが割って入った。ベレスは31戦26勝(18KO)4敗1分、ロペスは41戦35勝(32KO)6敗。11年4月にオルランド・サリド(メキシコ)に初黒星を喫してからは、その試合を含めて11戦しているが、すべてKO決着で5勝6敗と不振が続いている。