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IBF(国際ボクシング)は同団体ウェルター級王者エロール・スペンス(28=米)と、3位のカルロス・オカンポ(メキシコ)両陣営に対して指名戦を指示しているが、交渉期限とした22日までに合意に達しなかったため3月6日に興行権入札を行うと通達した。すでに米国のテレビ局ショータイムは6月16日にスペンスの次戦を放送する予定を組んでおり、すんなりとこの枠に収まるかどうか注目される。
今年1月のピーターソン戦
いま最もホットな選手のひとりに挙げられるサウスポーの強打者スペンスは、昨年5月にケル・ブルック(英)を11回KOで下して戴冠を果たし、今年1月には元2階級制覇王者レイモント・ピーターソン(米)を7回終了TKOで退けて初防衛を果たしている。目下10連続KOと飛ぶ鳥を落とす勢いだ。23戦全勝(20KO)。そんなスペンスの次戦をショータイムは6月16日に確保しており、試合は米国テキサス州ダラスで計画されている。これに対しIBFから最優先挑戦者として指名されたオカンポも22戦全勝(13KO)と挫折を知らない。このまま交渉が平行線を辿ると3月6日の入札で興行権が決まることになる。その場合、落札額の分配はスペンスが85%、オカンポが15%となる。