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ポーランド出身の元世界クルーザー級王者、クシシュトフ・グロワキ(31)とクシシュトフ・ウロダルチク(36)が10日(日本時間11日)、ポーランド南西部のニサでそれぞれ8回戦を行った。前WBO(世界ボクシング機構)王者のグロワキは再起第3戦、元IBF(国際ボクシング)、WBC(世界ボクシング評議会)王者のウロダルチクは昨年10月、ムラト・ガシエフ(24=露)に3回KO負けを喫して以来の再起戦だった。
グロワキは6戦全勝(1KO)のセルゲイ・ラドチェンコ(ウクライナ)と拳を交えたが、5回に不覚のダウンを喫するなど予想に反して苦戦。それでもサウスポーの前WBO王者は他のラウンドを抑えて三者一致の77対74というスコアで勝利を得た。グロワキは30戦29勝(18KO)1敗。
4ヵ月前にガシエフの左ボディブローで悶絶のKO負けを喫したウロダルチクは、31戦17勝(8KO)14敗のアダム・ガダイエウ(露/独)と対戦し、2回TKO勝ちで再起を飾った。ウロダルチクは59戦54勝(38KO)4敗1分。