海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
クルーザー級の4団体統一戦、WBC(世界ボクシング評議会)、WBO(世界ボクシング機構)王者オレクサンデル・ウシク(30=ウクライナ)対WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング)王者ムラト・ガシエフ(24=露)の12回戦は5月11日、サウジアラビアのジェッダで行われることが内定している。こうしたなかロシア・ボクシング連盟(RBF)のウマル・クレマレフ事務局長が、その決勝戦をロシアで開催すべく動き出すとしている。
WBSSのクルーザー級トーナメントには4団体の王者が揃って出場し、いずれも初戦を突破。準決勝は統一戦となり、勝ったウシクとガシエフが決勝に駒を進めた。特にガシエフは、WBA王者のジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)との激闘を12回TKOで制するという劇的な勝利を収めている。これがクレマレフ事務局長を動かすきっかけになったようだ。同氏は「すでに私たちはアクションを起こしている。サウジアラビアに代価を払ってでもロシア開催に持ち込みたい」と話している。その場合、7月22日が開催日になるという。はたしてリング外での大逆転はあるのか。