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IBF(国際ボクシング)ウェルター級王者エロール・スペンス(28=米)に対する指名挑戦権を有する同級1位カルロス・オカンポ(22=メキシコ)は、現時点では試合は決定していないものの6月に王座に挑む可能性が高いとみられている。そのオカンポはスペンスの印象について「とても強い王者だと思う。ボディから攻めて顔面にパンチを返してくる」と話している。
前回はKO勝利のスペンス
スペンスは先週20日にレイモント・ピーターソン(米)を7回終了TKOで下したばかりだが、すぐにIBFはオカンポとの対戦を課した。するとスペンスの試合を放送するショータイムは、王者の次戦が6月16日に米国テキサス州ダラスで行われると発表。まだオカンポの挑戦は決定していないものの総合的にみるとこの日程に当てはまる可能性が高そうだが、はたして王者の地元に乗り込む決断をするかどうか。そのオカンポは一部メディアに「まだ何も聞いていないし、どうなるか分からない」としつつも、気持ちはスペンス戦に向いている様子だ。「彼のことはずっとチェックしてきた。(スペンスは)正面から相手を破壊してしまうサウスポーで、ボディを攻めてから顔面にパンチを返してくる。対戦するかどうかはプロモーターしだい」と話している。スペンスは23戦全勝(20KO)、オカンポは22戦全勝(13KO)。