海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級1位のミゲール・ローマン(32=メキシコ)が、同級王者ミゲール・ベルチェルト(26=メキシコ)に対し「彼の政権を終わらせる準備はできている」と宣戦布告している。ローマンは今月9日、米国ネバダ州ラスベガスで元2階級制覇王者オルランド・サリド(37=メキシコ)に9回TKO勝ちを収め、ベルチェルトに対する指名挑戦権を手にしている。
三浦隆司vsローマン
ローマンは今年1月、三浦隆司(帝拳=引退)との挑戦者決定戦では12回KO負けを喫したが、6月の再起戦を経て臨んだサリド戦では3度のダウンを奪って9回TKO勝ちを収めた。その直後に発表されたWBCランキングではサリドに変わって1位にランクされている。ローマンは「サリドのように勇敢な戦士から逃げずに打ち倒し、1位である根拠を明確に示した。ベルチェルトに勝つスキルとハングリーさを持っている」とアピールしている。ただ、ベルチェルトは来年の上半期に元スーパーフライ級王者で現在はWBCスーパーフェザー級5位にランクされる36歳の大ベテラン、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)を相手にV2戦を計画しており、ローマンの出番はその次ということになりそうだ。
ベルチェルトvs三浦隆司