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クルーザー級のWBO(世界ボクシング機構)王者オレクサンデル・ウシク(30=ウクライナ)対WBC王者マイリス・ブリエディス(32=ラトビア)の統一戦が来年1月27日、ラトビアの首都リガで行われることが決定した。この試合は賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の準決勝でもある。全勝対決を制して決勝に駒を進めるのは?
相手国に乗り込み統一戦に臨むウシク
サウスポーのウシクは08年北京大会に続いて出場した12年ロンドン五輪ヘビー級で金メダルを獲得し、13年11月にプロデビュー。昨年9月の戴冠試合と3度の防衛を含めて13戦全勝(11KO)のレコードを残している。今回の統一戦は相手国での試合となるが「どこで戦おうと気にしない。リガには1万人ぐらい集まるだろうね。私たちは素晴らしい試合を提供するつもりだ」と話している。
一方、09年10月にプロデビューしたブリエディスも23戦全勝(18KO)と挫折を知らない。この23勝のうちには今年4月の王座決定戦で下したマルコ・フック(セルビア/独)戦や、現WBA(世界ボクシング協会)ヘビー級王者マヌエル・チャー(シリア/独)との2年前の試合(5回KO勝ち)などが含まれている。「前回の試合では信じられないほどの人が会場に来てくれた。今回も1月のウシク戦に向けて最高の準備をする」とコメントしている。オッズは5対1でウシク有利と出ている。