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[海外ニュース]2017.11.29

リゴンドー 負ければ無冠

 WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(37=キューバ/米)は12月9日(日本時間10日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブアリーナ、ザ・シアターでWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)に挑むが、負けた場合はスーパーバンタム級王座を失うことになる。

退路が断たれたリゴンドー
 リゴンドーは今年6月、通算10度目の防衛戦で暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)に1回KO勝ちを収めたが、決定打がゴング後だったとして結果が無効試合に変更された。さらにWBAからフローレスとの再戦も課された。しかし、ロマチェンコとの対戦プランが浮上し、契約が成立。五輪連覇者同士のスーパーファイトだけに、WBAは指名戦を後回しにして特別承認を出した。通常は王者が上の階級で試合をする場合、仮に負けても王座は保持できるが、今回はフローレス戦の経緯もふまえWBAはリゴンドーがロマチェンコに負けた場合はスーパーバンタム級王座を剥奪するとしている。勝った場合は5日以内にスーパーバンタム級王座を保持し続けるのかどうか意思決定を迫る予定だ。

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