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WBA(世界ボクシング協会)は28日付で最新ランキングを発表し、「ボクサー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀ボクサー)」にミドル級新王者の村田諒太(31=帝拳)が選ばれた。村田は10月22日、アッサン・エンダム(33=カメルーン/仏)に7回終了TKO勝ちを収めて戴冠を果たしている。WBAではホルヘ・リナレス(32=帝拳)が9月の月間最優秀ボクサーに選出されており、帝拳勢が2ヵ月連続でMVPに輝いたことになる。
エンダムを下して戴冠を果たした村田
村田が王座についたミドル級のWBAランキングは、以下のとおりとなっている。王者:村田諒太 @サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ) Aダニエル・ジェイコブス(米) Bデメトリアス・アンドレイド(米) Cジャモール・チャーロ(米) Dマーティン・マレー(英) Eエンダム Fドミトリー・チュディノフ(露) Gジャック・アーンフィールド(英) Hアントワーヌ・ダグラス(米) Iジェイソン・クイッグリー(米) Jダビド・パポ(仏) Kルイス・アリアス(米) Lアルフォンソ・ブランコ(ベネズエラ) Mロブ・ブラント(米) Nマゴメド・マディエフ(露)
前回まで2位にランクされていたブラントがスーパーミドル級の賞金トーナメントで敗れたため14位まで落ち、12月にWBO(世界ボクシング機構)王座に挑戦するデビッド・レミュー(カナダ)が消えた一方、元スーパーウェルター級王者のアンドレイドとチャーロが3位、4位に食い込んできた。世界的に層の厚い階級だけあって上位には実績も知名度も高い実力者が揃っている。こうしたなか村田がいつ、どこで、誰と初防衛を行うのか注目される。