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4階級制覇の実績を持つWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者ミゲール・コット(36=プエルトリコ)の初防衛戦が既報のとおり12月2日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われることが正式決定した。相手はウェルター級でWBA(世界ボクシング協会)7位、IBF(国際ボクシング連盟)9位にランクされるサダム・アリ(29=米)。コットにとってはラスト・ファイトになる可能性が高い。
12月2日にラスト・ファイトが決まったコット
コットは8月26日に亀海喜寛(帝拳)との決定戦を制して王座を獲得したが、その前後から「年内で引退する」と公言している。46戦41勝(33KO)5敗。アリ戦決定に際して「最後の試合をMSGで行えるので興奮している。フレディ・ローチ・トレーナーと一緒に12月2日に勝利を飾れるよう全力を尽くす」とコメントしている。一方、26戦25勝(14KO)1敗の元オリンピアン、アリは「伝説のMSGで戦えるので光栄だ。いまは私の時代だ。神様は喜んで私にベルトを託すだろう」と自信をみせている。17日から発売されるチケットは500ドル(約5万6000円)、300ドル(約3万3600円)、200ドル(約2万2400円)、100ドル(約1万1200円)、50ドル(5600円)となっている。