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ミドル級のWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)3団体統一王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対元世界2階級制覇王者サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)の12回戦は16日、米国のネバダ州ラスベガスで行われ12回引き分けに終わったが、HBOテレビのペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)の契約件数が約130万件だったことが分かった。
これはロサンゼルス・タイムズが報じたもので、PPVの視聴には1件あたり約80ドル(約9000円)が課金されるため、130万件の契約で1億ドル(約112億円)以上の売上になるものと推計される。アルバレスは今年5月のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)との試合でもPPVで100万件の契約を記録しており、あらためて貴重なスター選手であることが証明された。また、チケットの販売枚数は1万7318枚で、主催者発表の2万2358人の入場者よりも約5000少ない。無料招待券も934枚配布されたという。入場料の売上は2705万ドル(約30億3000万円)を超えたと報告されている。ちなみに過去の最高のボクシングのPPVの契約件数はフロイド・メイウェザー(米)対マニー・パッキャオ(比)の約460万件で、今年8月のメイウェザー対コナー・マクレガー(アイルランド)の約440万件が続いている。