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今月19日にジュリアス・インドンゴ(34=ナミビア)に3回KO勝ちを収めてWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)4団体のスーパーライト級王座統一を果たしたテレンス・クロフォード(29=米)が、IBF王座を返上することになった。IBFからセルゲイ・リピネッツ(28=カザフスタン/露)との防衛戦を指示されていたが、すぐには応じられないため。
テレンス・クロフォード
IBFはインドンゴに対してクロフォードと対戦する前から指名防衛戦を行うよう指示していたが、統一戦を優先させるためにリピネッツを待たせた経緯がある。こうしたなか4団体王者はIBF王座のみ返上することを決めたわけだ。クロフォードは遠からずウェルター級に転向してマニー・パッキャオ(比)との対戦を希望しており、残りの3王座に関しても長く保持する可能性は低いとみられている。
空位になった王座の決定戦にはリピネッツが出場することになるが、現在は2位が空位で3位に近藤明広(一力)、4位にモーリス・フッカー(米)がランクされている。どんな組み合わせになるのか注目される。