海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
9月16日に米国ネバダ州ラスベガスのT‐モバイル・アリーナで拳を交えるWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者、GGGことゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)と、挑戦者のサウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)が28日(日本時間29日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで一般ファンに練習を公開した。
サウル・カネロ・アルバレス
公開練習はロサンゼルスのステープルズ・センターに隣接した屋外にリングを設置して行われた。大勢のファンやメディアが注目するなかゴロフキンはシャドーボクシングやアベル・サンチェス・トレーナーとのミット打ちなどを披露した。体重調整も順調の様子だ。ゴロフキンは「カネロは強くなっているし、だからこちらも必死でトレーニングしているんだ。これは私にとって最大の戦いだと思う。世界王者になるためのトレーニングを積んできたし、いまはそれを維持するために懸命にやっている」とコメントした。
これに対しアルバレスもロープ跳びやシャドーボクシング、ミット打ちなどをファンに見せ、同じく好調を印象づけた。練習後、アルバレスは「自分の前に何があるか分かっている。彼は強いし、すごく危険な相手なんだ。でも、戦う準備はできている。この戦いはみんなのものだ」と観衆を煽った。19度目の防衛を狙うゴロフキンは37戦全勝(33KO)、昨年5月に返上したWBC王座の奪回を狙うアルバレスは51戦49勝(34KO)1敗1分。オッズは依然として10対7でゴロフキン有利と出ており、アルバレスの勝利は1.5倍となっている。