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元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者キコ・マルチネス(31=スペイン)と、元WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者ロレンソ・パーラ(38=ベネズエラ/スペイン)が8月26日、スペインのバレンシア州ベニドルムで拳を交えることになった。試合はフェザー級8回戦として行われる。3年前に来日して長谷川穂積を7回TKOで下したマルチネスと、坂田健史らを相手に5度の防衛を果たした実績を持つパーラ。“昔の名前対決”はどちらに凱歌があがるのか。
キコ・マルチネス
マルチネスは13年から14年にかけて世界一の座に君臨したが、カール・フランプトン(英)に敗れて無冠に戻った。その後、スコット・クイッグ(英)、レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)に挑んだが、2回TKO、5回TKOで敗れた。今年5月にはジョシュ・ウォーリントン(英)にも判定負けを喫したが、7月に再起している。46戦37勝(27KO)8敗1分。一方のパーラは03年に獲得したWBAフライ級王座を坂田、トラッシュ中沼(国際)らから5度防衛したが、坂田との3度目の対決を前に計量で失格、試合でも3回TKO負けを喫した。その後、スーパーバンタム級に上げて2度、世界挑戦を試みたが失敗。昨年12月にホームをスペインに移したが、今月7日まで8連敗と惨憺たる状況にある。46戦32勝(19KO)12敗2分。