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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王者ミゲール・ベルチェル(25=メキシコ)は今月15日、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで2代前のWBC王者、三浦隆司(33=帝拳)を12回判定で退けて初防衛を果たしたが、その試合の途中で右拳を負傷していたことが分かった。そのため2度目の防衛戦は年末か来年初めになりそうだ。
ミゲール・ベルチェル
ベルチェルは三浦戦ではアウトボクシングに徹し、大差の判定勝ちを収めた。しかし、途中の6回に右拳を痛めたといい、拳を固定したあとリハビリを始めるまでに6週間が必要という。そのためV2戦は早くて12月、状況によっては来年1月か2月になる可能性もある。WBA(世界ボクシング協会)王者ジェスレル・コラレス(パナマ)やWBO(世界ボクシング機構)王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との統一戦に意欲をみせるベルチェルだが、まずは拳の完治が優先課題といえそうだ。