海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
賞金総額5000万ドル(約56億円)のトーナメント、「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」はスーパーミドル級とクルーザー級の2階級で実施されるが、このほどクルーザー級でWBC(世界ボクシング評議会)1位、IBF4位、WBO6位にランクされるドミトリー・クドリャショフ(31=露)も参戦することが明らかになった。すでにクルーザー級では世界王者3人がエントリーを表明しており、激戦は必至だ。
クドリャショフは22戦21勝(21KO)1敗の戦績を誇る強打者で、「ロシアン・ハンマー」の異名がある。唯一の黒星はオランレワジュ・ドゥラドーラ(ナイジェリア/米)に喫した(2回TKO負け)ものだが、今月3日に5回TKOで雪辱している。WBSSのクルーザー級にはすでにWBA(世界ボクシング協会)王者ジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)、WBC王者マイリス・ブリエディス(ラトビア)、IBF王者ムラト・ガシエフ(露)の3人と、さらに元王者クシシュトフ・ウロダルチク(ポーランド)が参戦することになっている。7月8日にはモナコで発表会見と組み合わせが抽選が行われることになっており、初戦が9月と10月に予定されている。