海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
39勝のうち30KOをマークしている元WBO(世界ボクシング機構)暫定、IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者カーミット・シントロン(37=プエルトリコ/米)と、かつて19連続1ラウンドKO勝ちを記録したこともあるタイロン・ブルンソン(32=米)が24日(日本時間25日)、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアで拳を交えた。パンチャー同士の一戦、どちらがKO勝ちを収めたのか。
KOパンチャー同士の一戦は期待どおりの激闘になった。最初にKOチャンスを掴んだのはシントロンで、4回に2度のダウンを奪って勝利を確定させたかと思われた。しかし、続く5回、今度はブルンソンが逆に3度倒し返し、レフェリー・ストップを呼び込んだ。劇的な逆転TKO勝ちを収めたブルンソンは33戦25勝(23KO)6敗2分。19連続1ラウンドKO勝ち後、20戦目で引き分けてからは13戦5勝(3KO)6敗2分と低迷していたが、これが再浮上の契機になるか。16年5月に2年ぶりに復帰、これが6戦目だったシントロンは48戦39勝(30KO)6敗3分。