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前WBO(世界ボクシング機構)クルーザー級王者クシシュトフ・グロワキ(30=ポーランド)の再起戦が24日(日本時間25日)、ヒズニ・アルタンカヤ(29=トルコ/独)を相手にポーランドのグダニスクで行われた。このほか、元世界2階級制覇王者トマス・アダメク(40)、クルーザー級の世界ランカー、マテウス・マステルナク(30)らポーランド出身のトップ選手が揃ってリングに上がった。
サウスポーのグロワキはアルタンカヤに5回TKO勝ちを収め、昨年9月にオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)に敗れて無冠になってからの再起を果たした。グロワキは28戦27勝(17KO)1敗、アルタンカヤは30戦29勝(17KO)1敗。
ライトヘビー級とクルーザー級の元王者アダメクはヘビー級で元世界ランカーのソロモン・ハウモノ(ニュージーランド/豪)と対戦。99対91(二者)、100対90の10回判定勝ちを収めた。昨年4月、エリック・モリナ(米)に10回KO負けを喫して以来14ヵ月ぶりのリングだったアダメクは56戦51勝(30KO)5敗、12年12月に藤本京太郎(角海老宝石)に5回TKO勝ちを収めているハウモノは30戦24勝(21KO)4敗2分。
マステルナクは世界挑戦経験者のイスマイル・シラク(ウクライナ/米)に95対93(二者)、96対92の10回判定勝ちを収め、戦績を43戦39勝(26KO)4敗に伸ばした。4年前、セルゲイ・コバレフ(露/米)の持つWBOライトヘビー級王座に挑んで2回KO負けを喫しているシラクは29戦25勝(19KO)4敗。
また、この日はWBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級6位、ミドル級でWBA(世界ボクシング協会)とWBOで11位にランクされているマシエイ・スレッキ(ポーランド)も出場し、ダミアン・エセキール・ボネリ(亜)から3度のダウンを奪って3回TKO勝ちを収めた。スレッキは25戦全勝(10KO)、ボネリは26戦24勝(21KO)2敗。