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元IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王者アムナット・ルエンロエン(37=タイ)が6月23日、フィリピンのマニラ近郊カランバシティで1年1ヵ月ぶりの復帰戦を行うことになった。相手は日本でも活躍したダド・ガビント(27=比)。アムナットは昨年5月、ジョンリエル・カシメロ(27=比)に4回KO負けを喫してV6に失敗、それ以来の国際式の試合となる。
アムナットはカシメロに敗れて世界王座を失ったあと、プロの出場が解禁になった16年リオデジャネイロ五輪に出場。60キロ以下のライト級2回戦で敗退した。ちなみにアムナットは08年北京五輪には48キロ以下のライトフライ級で出場(ベスト8)している。リオ五輪後、今年に入ってキックボクシングの試合に出場したが、那須川天心にKO負けを喫した。この1年、アムナットはアマチュアや異種格闘技では活動していたものの、国際式での試合はカシメロ戦以来となる。18戦17勝(5KO)1敗。相手のガビントは24戦15勝(8KO)7敗2分。13年10月から琉球ジム所属として日本で7戦して4勝(2KO)3敗の戦績を残したが、15年12月からブランクが続いていた。こちらも1年半ぶりのリングとなる。試合はスーパーバンタム級6回戦として行われる。