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WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級タイトルマッチ、6階級制覇の実績を持つ王者マニー・パッキャオ(38=比)対同級2位ジェフ・ホーン(29=豪)の12回戦は7月2日、オーストラリアのブリスベンで行われる。その試合のPRのために24日からブリスベン入りしているパッキャオと地元のヒーロー、ホーンが26日、試合会場となるサンコープ・スタジアムで共同会見に臨んだ。パッキャオは「彼は若くてハングリーで、それがどういうことか私は分かっている」と少しの警戒心を口にした。
マニー・パッキャオ
フィリピンの上院議員という肩書も持つパッキャオと、元教師というホーンはともにスーツ姿で会見に臨んだ。ホーンは世界的なスーパースターとの対戦に高揚した様子も感じさせ、「この場にいることが信じられない。たくさんの人のサポートを受けて夢がかなうことになったが、マニーから世界王座を奪わなければならない」と意欲をみせた。これに対しパッキャオは「若くてハングリーであるということがどういうことなのか、私には分かっている。彼は逃げずに正面から向かってくるタイプなので、ファンにエキサイティングな試合が提供できると思う」と話した。そして「そのためにホーンには十分なトレーニングを積んできてほしい」と注文もつけた。パッキャオ自身は28日にフィリピンに戻る予定で、それから約2ヵ月、集中トレーニングをすることになる。