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トップ戦線が活況を呈しているヘビー級だが、そこに割り込もうと狙っている選手たちも数多くいる。WBC(世界ボクシング評議会)10位のディレック・チゾラ(33=ジンバブウェ/英)、IBF(国際ボクシング連盟)11位のロバート・ヘレニアス(33=スウェーデン/フィンランド)も例外ではない。そんなふたりが5月27日、空位のWBCシルバー王座をかけてスウェーデンのヘルシンキで拳を交えることになった。勝者がランキングを上げ、敗者が脱落するサバイバル戦だ。
この両者は11年12月に今回と同じヘルシンキで戦い、ヘレニアスが2対1の12回判定勝ちを収めている。その後、紆余曲折を経て再び両者が拳を交えることになったわけだ。トラブル・メーカーとしても知られるチゾラは昨年5月のクブラト・プーレフ(ブルガリア)戦、12月のディリアン・ホワイト(英)戦をいずれも僅差の2対1判定で落としており、これが再起戦となる。33戦26勝(18KO)7敗。身長202センチ、体重120キロ近いヘレニアスは25戦24勝(15KO)1敗。オッズは3対2でチゾラ有利と出ている。