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元WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級王者スコット・クイッグ(28=英)が4月29日、英国ロンドンのウェンブリー・スタジムアで行われるアンソニー・ジョシュア(27=英)対ウラジミール・クリチコ(41=ウクライナ)のIBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級タイトルマッチの前座に出場することになった。相手はIBFフェザー級6位のビオレル・シミオン(35=ルーマニア)。クイッグにとってはフェザー級転向第2戦となる。
クイッグはWBAのスーパーバンタム級王座を6度防衛したが、昨年2月にIBF王者だったカール・フランプトン(英)に惜敗。これを機にフェザー級に転向し、12月の再起戦ではWBAインターナショナル王座を獲得した。35戦32勝(24KO)1敗2分。現在はWBAで7位、WBCで5位にランクされている。対するシミオンは昨年3月にIBFインターコンチネンタル王座を獲得するなど22戦21勝(9KO)1敗の戦績を残している。唯一の敗北は13年7月、現IBFフェザー級王者リー・セルビー(英)に喫したもので、以後は5連勝(2KO)を収めている。