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WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)3団体統一ライトヘビー級王者アンドレ・ウォード(33=米)と、前3団体王者セルゲイ・コバレフ(33=露/米)の再戦交渉が進んでいる模様だ。ウォードのプロモートを務めるロックネイション・スポーツ(RNS)は6月17日、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターを予約しており、ここに組み込まれる可能性がある。
アンドレ・ウォード
ウォードとコバレフは昨年11月にラスベガスで対戦し、2回のダウンを挽回したウォードが三者一致の114対113という際どい判定勝ちを収め、スーパーミドル級に続く2階級制覇を成し遂げた。直後からコバレフ陣営は再戦を要求していたが、交渉の進展がみられなかった。コバレフのマネージャーを務めるエジス・クリマス氏によると水面下での交渉は継続されているが、相変わらず合意という段階には達していないという。しかし、RNSが確保している「6月17日、マンダレイベイ・イベンツセンター」にウォード対コバレフの再戦が組み込まれる可能性はあるとのこと。ただし、同じRNS傘下の元世界4階級制覇王者ミゲール・コット(プエルトリコ)の試合がセットされる可能性もあるため、まだ状況の見極めは難しいようだ。今後の動きに注目していきたい。