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WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級1位のエレイデル・アルバレス(32=コロンビア/カナダ)が24日(日本時間25日)、元IBF(国際ボクシング連盟)同級王者で現在はWBC7位にランクされるルシアン・ビュテ(36=ルーマニア/カナダ)を相手に挑戦者決定戦に臨む。試合前日の23日には計量が行われ、アルバレス、ビュテとも軽めの体重でパスした。
アルバレスはコロンビア代表として08年北京五輪ライトヘビー級に出場後(2回戦敗退)、カナダでプロデビュー。ここまで21戦全勝(10KO)をマークしている。15年11月にはアイザック・チレンバ(マラウィ/南ア)に勝ってWBCの指名挑戦権を得たが、王者が同門のアドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)ということもあって世界挑戦が実現しないまま現在に至る。今回の挑戦者決定戦は再試験ということになる。対するサウスポーのビュテは07年10月に獲得したIBF世界スーパーミドル級王座を9度防衛した実績を持つが、12年5月にカール・フロッチ(英)に敗れて陥落した試合を含め、最近は6戦2勝(1KO)3敗1分と振るわない。今回は昨年4月にバドゥ・ジャック(スウェーデン/米)の持つWBC王座に挑んで引き分けて以来、11ヵ月ぶりの試合となる。36戦32勝(25KO)3敗1分。計量の結果はアルバレスが174.6ポンド(約79.1キロ)、ビュテが173.6ポンド(約78.7キロ)だった。オッズは9対4でアルバレス有利と出ている。