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WBA世界スーパーバンタム級暫定王者モイセス・フローレス(30=メキシコ)は来年2月25日、米国テキサス州フリスコで同級WBAスーパー王者のギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)と拳を交える。その大一番を前にフローレスは「俺のことを噛ませ犬だと思っている人が多いらしいが、冗談じゃない。試合が始まったら俺が噛んでやる」と強気なコメントを発している。
フローレスは昨年4月にオスカル・エスカンドン(コロンビア=現WBC世界フェザー級暫定王者)に競り勝って暫定王座を獲得し、2度の防衛を果たしている。25戦全勝(17KO)とプロでは無敗で、早くからリゴンドー戦を望んでいた。メキシコのハリスコ州グアダラハラでトレーニング中のフローレスはメディアのインタビューに応じ「今回もトレーナーと作戦を練ってリゴンドーを翻弄してみせるよ。減量も問題ないし、どんな試合になっても対応できる。俺のことを噛ませ犬だと思っている人が多いみたいだが、ゴングが鳴ったら俺が噛んでいるはずだ。リゴンドーには以前のようなスピードはないし、俺の方がすべてにおいて上回っている。テキサス州はメキシコ系の人が多いので、そんなファンの声援が心の支えになると思う」と自信をみせている。
なお、2月25日のメインカードにはミゲール・コット(プエルトリコ)対ジェームス・カークランド(米)の153ポンド(69.4キロ)契約の12回戦が組まれている。