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WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ/米)の2度目の防衛戦が来年3月25日、2代前の王者オルランド・サリド(36=メキシコ)を相手に行う方向で最終的な調整に入っているという。WBOが27日付のホームページで報じている。
オルランド・サリド
ロマチェンコとサリドは14年3月に対戦したことがあるが、そのときは前日計量で体重オーバーのためWBO世界フェザー級王座を剥奪されたサリドが12回判定勝ちを収めている。プロ2戦目だったロマチェンコは最終回にはサリドをダウン寸前に追い込んだものの、前半をセーブし過ぎたことが敗因といわれた。その後、サリドはスーパーフェザー級に転向してWBO王座を獲得したが、昨年4月にローマン・マルチネス(プエルトリコ)に敗れて陥落。一方のロマチェンコはサリド戦の3ヵ月後に後継王者になり、今年6月にはスーパーフェザー級に転向してマルチネスを5回KOで下して戴冠を果たした。試合が実現すれば立場を変えて3年ぶりの再戦となる。正式決定の報を待ちたい。