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来年3月4日、米国ニューヨークかラスベガスでWBA世界ウェルター級王者キース・サーマン(28=米)と統一戦を行う同級WBC王者ダニー・ガルシア(28=米)が、ライバルとの対決に向け「彼は私のことを侮っているはず。試合で大きなミスを犯すだろう」と話している。
キース・サーマン
3ヵ月半後の統一戦は、28戦27勝(22KO)1無効試合のサーマン、33戦全勝(19KO)のガルシアという無敗同士の頂上決戦となり、勝者がスーパースターの階段を一歩上がるという注目ファイトだ。先ごろプライベートで来日した際、当サイトのインタビューに応じたサーマンは「ガルシアはスピードとパワーを兼ね備えた私のようなタイプと戦ったことがない。彼は少しスピードに欠けるし、(ガルシアが得意とする)左フックはブロックするから問題ない。私が最強だということを証明する第一歩となる試合」と話していた。
ダニー・ガルシア
これに対し専門サイトboxingscene.comが、ガルシアのコメントとして「彼は私のことを侮っているはず。彼はダニー・ガルシアのようなタイプと戦ったことがない。この前はショーン・ポーター(米=前IBF王者)と戦ったが、何も起こらなかった。彼はボディを打たれることを嫌がるね。3月4日、彼はたくさんのミスを犯すだろう」と載せている。サーマンはガルシア戦後、IBF王者ケル・ブルック(英)とのさらなる統一戦を望んでいることを明かしたが、ガルシアは「サーマンを叩きのめしたあと、マニー・パッキャオ(比)か、あるいは復帰するならばフロイド・メイウェザー(米)と戦いたい」と近未来の希望を口にしている。オッズは9対4でサーマン有利と出ている。