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19日に米国ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われたWBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級タイトルマッチ、セルゲイ・コバレフ(33=露/米)
対アンドレ・ウォード(32=米)はHBOテレビの有料放送、ペイ・パー・ビュー(PPV)で全米に生中継されたが、その契約件数が約16万件に留まったことが分かった。
コバレフ対ウォードは今年最も力量バランスのとれた注目カードといわれ、HBOテレビが1件当たり約65ドル(約7280円)、高画質で約70ドル(約7840円)の課金でPPV放送した。プロモートしたコバレフ側のメインイベンツ社は25万件超を狙ったが、その数字には遠く及ばなかった。HBOテレビはトップランク社が11月5日に組んだマニー・パッキャオ(比)対ジェシー・バルガス(米)のWBO世界ウェルター級タイトルマッチも放送するか否か協議したが、同じ月に2度のPPVは難しいと判断、先に決まっていたコバレフ対ウォードを選択した経緯がある。その結果、トップランク社はパッキャオ対バルガスを自社のPPVで放送、30万件超の契約を獲得したと報告されている。