海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
来日して多田悦子(真正)や柴田直子(ワールドS)と拳を交えた経験のあるWBC女子世界ライトフライ級王者イベス・サモラ(27=メキシコ)は26日(日本時間27日)、メキシコのコアウィラ州トレオンにニナ・ストヤノビッチ(24=セルビア)を招いて8度目の防衛戦に臨んだ。
初回は挑戦者の軽いジャブを数発浴びたサモラだが、2回からはラッシュしてストヤノビッチをロープに追い立てた。3回、サモラが挑戦者をロープに追い込んで連打を浴びせるとレフェリーが試合をストップした。13年3月の決定戦で柴田に判定勝ちを収めて現王座を獲得後、これで8度目の防衛を飾ったサモラは32戦27勝(12KO)5敗。ストヤノビッチは10戦目で初の黒星だった(9勝3KO1敗)。
左:ロペス 右:坂井
前座にはメキシコで6年前にプロデビューした兵庫県出身の坂井祥紀がホセ・ロペス(メキシコ)とスーパーライト級10回戦で拳を交えたが、判定で敗れた。距離をとって戦いたい坂井だったが、体を振って出てくるロペスを相手にジャブが当たらずリズムをつくれなかった。単発ながら見栄えのいいパンチをヒットして僅差の判定をものにしたロペスは35戦27勝(15KO)6敗2分、坂井は29戦21勝(13KO)7敗1分。