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WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ/米)対挑戦者同級8位ニコラス・ウォータース(30=ジャマイカ)の12回戦は26日(日本時間27日)、米国ネバダ州ラスベガスのホテル、コスモポリタン・オブ・ラスベガスで行われた。プロ7戦で2階級制覇を成し遂げた天才が王座を守ったのか、それともウォータースの強打が炸裂したのか。
※ロマチェンコ対ウォータースは12月5日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送予定。スペシャルゲストは来日中のWBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)。
※ロマチェンコ対ウォータースは12月5日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送予定。スペシャルゲストは来日中のWBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)。
〇ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)
7回終了TKO
×ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)
サウスポーのロマチェンコ、右構えのウォータースともガードを高く上げた構えで慎重に様子を見る立ち上がり。初回終盤から手数を増やした王者は上体を振りながら立ち位置を変え、ウォータースに付け入る隙を与えない。3回にはガードの間を突いて左をヒットするなどロマチェンコは優勢に試合を進めていることを印象づけた。ウォータースは相手の速い動きに戸惑い、ダメージは受けないものの反撃の糸口をつかめないままラウンドを重ねることになった。6回、ウォータースは左右を強振して局面の打開を図ったが、パンチはブロックされるか空を切って効果のないままに終わった。7回、ロマチェンコが細かい左右を浴びせて挑戦者を追い込むと、ウォータースはクリンチで逃げる場面が増え、試合は一方的に。このラウンドが終了すると、ウォータースが勝負を諦め、ロマチェンコのTKO勝ちが決まった。ロマチェンコは8戦7勝(5KO)1敗、ウォータースは28戦26勝(21KO)1敗1分。なお、この日はボブ・アラム・プロモーターが66年3月にモハメド・アリ(米)対ジョージ・シュバロ(カナダ)のイベントを主催してから50年、ちょうど2000回目の興行だった。
7回終了TKO
×ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)
サウスポーのロマチェンコ、右構えのウォータースともガードを高く上げた構えで慎重に様子を見る立ち上がり。初回終盤から手数を増やした王者は上体を振りながら立ち位置を変え、ウォータースに付け入る隙を与えない。3回にはガードの間を突いて左をヒットするなどロマチェンコは優勢に試合を進めていることを印象づけた。ウォータースは相手の速い動きに戸惑い、ダメージは受けないものの反撃の糸口をつかめないままラウンドを重ねることになった。6回、ウォータースは左右を強振して局面の打開を図ったが、パンチはブロックされるか空を切って効果のないままに終わった。7回、ロマチェンコが細かい左右を浴びせて挑戦者を追い込むと、ウォータースはクリンチで逃げる場面が増え、試合は一方的に。このラウンドが終了すると、ウォータースが勝負を諦め、ロマチェンコのTKO勝ちが決まった。ロマチェンコは8戦7勝(5KO)1敗、ウォータースは28戦26勝(21KO)1敗1分。なお、この日はボブ・アラム・プロモーターが66年3月にモハメド・アリ(米)対ジョージ・シュバロ(カナダ)のイベントを主催してから50年、ちょうど2000回目の興行だった。
前座にはウェルター級でIBF5位、WBC6位、WBO7位にランクされるコンスタンチン・ポノマレフ(露)が出場、シルベリオ・オルティス(メキシコ)と8回戦を行った。身長で10センチ上回るポノマレフは初回から主導権を握り、上下にパンチを散らしてポイントを重ね判定勝ちを収めた。採点は80対72(三者)だった。ポノマレフは31戦全勝(13KO)、オルティスは54戦35勝(17KO)19敗。