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WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、レギュラー王者ジェイソン・ソーサ(28=米)対7位スティーブン・スミス(31=英)の12回戦は12日(日本時間13日)、モナコのモンテカルロで行われる。11日には両選手が計量に臨んだ。なお、この試合の勝者は、大晦日に東京・大田区総合体育館で行われるジェスレル・コラレス(25=パナマ)対内山高志(37=ワタナベ)の勝者との対戦が義務づけられている。
左:スミス 右:ソーサ
6月にハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)に11回TKO勝ちを収めて王座を獲得したソーサは、初防衛戦を前に128.7ポンド(約58.4キロ)と軽めに仕上げた。これに対して4月のIBF王座への挑戦に続いて2度目の大舞台となるスミスは階級リミットいっぱいの130ポンド(約58.9キロ)だった。戦績はソーサが24戦19勝(15KO)1敗4分、弟のリアムに続いて4兄弟のうち2人目の世界王者を狙うスミスは26戦24勝(14KO)2敗。この試合の勝者はコラレス対内山の勝者との試合がWBAから義務化されているが、コラレスが勝ち残った場合はWBO王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)との統一戦が計画されており、まだ流動的な状況でもある。
左:ソリス 右:マクドネル
この日はWBA世界バンタム級タイトルマッチも組まれており、V5を狙う王者ジェイミー・マクドネル(英)が118ポンド(約53.5キロ)、挑戦者の元WBA世界スーパーフライ級王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)が117.7ポンド(約53.4キロ)だった。戦績はマクドネルが31戦28勝(13KO)2敗1分、今年3月の山中慎介(帝拳)戦に続いて2度目のバンタム級王座挑戦となるソリスは30戦25勝(11KO)4敗1分。さらにWBAインターコンチネンタル・ヘビー級王座決定戦もセットされており、こちらは前WBA暫定王者ルイス・オルティス(キューバ/米)が239.5ポンド(約108.6キロ)、マリク・スコット(米)が246.5ポンド(約111.8キロ)だった。サウスポーのオルティスは27戦25勝(21KO)2無効試合、スコットは41戦38勝(13KO)2敗1分。