海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
6階級制覇の実績を持つマニー・パッキャオ(37=比)がWBO世界ウェルター級王者ジェシー・バルガス(27=米)に挑戦する注目ファイトは5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターで行われる。試合を3日後に控えた2日、両者は共同会見に臨んだ。
※バルガス対パッキャオは6日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。 ゲストはWBC世界スーパーバンタム級王者、長谷川穂積(真正)。
※バルガス対パッキャオは6日(日)午前11時からWOWOWプライムで生中継の予定。 ゲストはWBC世界スーパーバンタム級王者、長谷川穂積(真正)。
マニー・パッキャオ
パッキャオは4月の試合を最後に引退、5月にフィリピンの上院議員選挙に出馬して当選。早くも7月には復帰の噂が広まり、そんななか今回の試合に向け8月29日から本格的なトレーニングを開始した。朝5時に起きてロードワークとフィジカル・トレーニングをこなし、昼は政務に勤しみ、夕方5時か6時にジムワークを開始して3時間はハードな練習をこなしてきたという。そんなパッキャオは「あなたがトレーニングをしているとき、議員をしながらボクサーを続けることは簡単ではない。とても難しいことなんだ」と、二足の草鞋を履いている現状を説明。そして「私にも27歳、28歳のころがあり、そのころはハングリーだった」と、自分よりも10歳若いバルガスに警戒心を抱いていることを明かした。
ジェシー・バルガス
これに対しバルガスは「ベストの状態をつくることができた。この前の試合(3月のサダム・アリ戦)を上回る戦いをするつもりだ。私はより強く、より速く、パワフルに、そして知的にトレーニングを重ねてきた。もしも彼が左を当てたいならば、そこに右を狙う。準備はできている」と自信をみせた。戦績はパッキャオが66戦58勝(38KO)6敗2分、バルガスは28戦27勝(10KO)1敗。オッズは6対1でパッキャオ有利と出ている。