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14年12月に井上尚弥(23=大橋)に2回KO負けを喫し、11度守ったWBO世界スーパーフライ級王座を失ったオマール・ナルバエス(41=亜)が、バンタム級に上げて3階級制覇に照準を合わせている。
オマール・ナルバエス
ナルバエスは井上戦後、スーパーフライ級とバンタム級の両階級で世界挑戦の機会を待っていたが、このほどIBFの指名挑戦者決定戦に出場することが決まった。相手は5位のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)。20日には興行権入札が行われ、KOインターナショナルが12万6101ドル(約1324万円)で落札した。このうち60%が3位のナルバエスの報酬となる。入札にはロドリゲス側のウォリアー・ボクシングも参加したが、提示額は5万7500ドル(約638万円)だった。試合は1月27日までに挙行されることになり、勝者が王者リー・ハスキンス(英)に対する指名挑戦権を手にする。井上戦後、3連勝(1KO)を収めているサウスポーのナルバエスは50戦46勝(24KO)2敗2分。そのナルバエスがフライ級とスーパーフライ級で計22度の世界戦を経験していた12年6月にプロデビューしたロドリゲスは15戦全勝(10KO)。