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元WBO世界スーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドレイド(28=米)は11月5日、ドイツのポツダムでWBA同級王者ジャック・クルカイ(31=エクアドル/独)に挑戦する。アマチュア時代にクルカイに勝っているアンドレイドは「彼は雪辱を期しているだろうが、そうはいかない」と返り討ちと他団体での返り咲きに自信をみせている。
アンドレイドとクルカイは07年にシカゴで開催された世界選手権のウェルター級準々決勝で対戦。アンドレイドが30対9の大差でポイント勝ちを収めた。そのままアンドレイドは優勝している。一方のクルカイは2年後の世界選手権ウェルター級で優勝を飾っている。プロではアンドレイドが23戦全勝(16KO)、クルカイが23戦22勝(11KO)1敗の戦績を残している。活動不活発のため昨年初夏にWBO王座を剥奪されたアンドレイドが勝てば他団体での返り咲きとなる。その185センチの長身サウスポーは「クルカイとは07年に戦ったが、それから私たちはともに経験を積んできた。彼も成長を遂げたと思うし、この試合でリベンジを狙っていると思う。でも、そうはいかない。私が連勝を伸ばすことになるだろう。ドイツでベルトを獲得し、そのあとで王座統一を狙う」と話している。