海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ)対元WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(30=ジャマイカ)の好カードが正式に決定した。試合は既報のとおり11月26日、米国ネバダ州ラスベガスのホテル、ザ・コスモポリタンで行われる。
ワシル・ロマチェンコ
両者の対戦は今年に入ってから具体化していたが、ウォータース側が報酬アップを要求して一度は破談になった経緯がある。その後、ロマチェンコはスーパーフェザー級で王座を獲得し、防衛戦としてウォータースと拳を交えることになった。五輪連覇後、プロ最速となる7戦目で2階級制覇を成し遂げているロマチェンコは「私がベストであることを証明するための試合を組んでくれたボブ・アラム・プロモーターとHBOテレビに感謝する」と話している。これに対しウォータースは「相手が誰であろうと私はKOすることができる。ロマチェンコのように卓抜したスキルを備えた選手と戦うことが好きなんだ。私がノニト・ドネア(比/米)と戦ったときに何が起こったか知っているだろう? ロマチェンコがやろうとしていることは分かっている。でも、私はKOを狙うよ」と早くも戦闘モードに入っている。「ハイテク」のニックネームを持つサウスポーのロマチェンコは7戦6勝(4KO)1敗、「アックスマン(斧、木こり)」の異名を持つウォータースは27戦26勝(21KO)1分。オッズは4対1でロマチェンコ有利と出ている。