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IBF世界バンタム級タイトルマッチ、王者リー・ハスキンス(32=英)対同級1位スチュアート・ホール(36=英)の12回戦は10日(日本時間11日)、英国ロンドンのO2アリーナで行われる。このふたり、4年前の初対戦ではハスキンスが12回判定勝ちを収めており、再戦に向けてともにテンションが上がっている。
リー・ハスキンス
12年7月のEBU欧州王座決定戦ではハスキンスが大差でホールを下したが、その後の出世争いはホールが先行した。13年12月にホールはIBF世界バンタム級王座を獲得。2度目の防衛戦で敗れて無冠になったあと、14年10月には空位の同王座決定戦にも出場したが、ランディ・カバジェロ(米)に判定負けを喫した。一方のハスキンスはカバジェロが休養中に設けられた暫定王座を昨年6月に獲得。11月には団体内統一戦を前にカバジェロが体重オーバーだったため試合は中止になり、ハスキンスが自動的に正王者に昇格した。つまりホールはハスキンスの3代前の王者ということになるわけだ。こうした経緯を踏まえホールは「ハスキンスはカバジェロの体重超過で繰り上がっただけで、本当の王者とはいえない」と挑発。これに対しハスキンスは「ホールは手強い相手で、私たちは初戦よりもともに強くなっているが、今度は6回でストップしてみせる」とKO宣言をしている。2度目の防衛を狙うサウスポーのハスキンスは36戦33勝(14KO)3敗、ホールは26戦20勝(7KO)4敗2分。オッズは5対2でハスキンス有利と出ている。