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WBA、WBC、IBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)対IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)のタイトルマッチは10日(日本時間11日)、英国ロンドンのO2アリーナで行われる。このほどWBCが課す試合1週間前の予備計量が行われ、ブルックがゴロフキンよりも5ポンド近く重い体重であることが報告された。
ゴロフキン
160ポンド(約72.5キロ)が体重上限のミドル級で16連続KO防衛を果たしているゴロフキンは、トレーニング・キャンプ地の米国カリフォルニア州ビッグベアで秤に載り、162.9ポンド(約73.8キロ)と軽めだった。これに対し英国シェフィールドのジムで計測したブルックは、WBCが定める規定(5%以内の超過)ぎりぎりの167.8ポンド(約76.1キロ)と重めだった。ちなみに1ヵ月前の予備計量はゴロフキンが165ポンド(約74.8キロ)、ブルックは176ポンド(約79.8キロ)だった。2階級ジャンプして冒険マッチに臨むブルックは「スピードで勝負する」と話しているものの、「体重を過剰に意識している」という声もある。