海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
9月10日(日本時間11日)に英国ロンドンのO2アリーナで行われる3団体統一世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)対IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)のミドル級タイトルマッチについて、その前日にWBA同級レギュラー王座の防衛戦を行うダニエル・ジェイコブス(29=米)が、「ブルックには敬意を表するが勝つのはゴロフキン」と勝負を占っている。
ゲンナディ・ゴロフキン
ジェイコブスはWBAからゴロフキンと団体内の統一戦を行うよう指令を受けたが、それをよそに9日に米国ペンシルベニア州リーディングでセルジオ・モーラ(米)を相手に4度目の防衛戦を行うことになっている。また、WBAはゴロフキン対ブルック戦をタイトル戦として認定しない方向性を打ち出しているが、まだどうなるか不透明な部分もある。こうしたなかジェイコブスはライバル王者の試合にも興味津々の様子だ。ジェイコブスは「ブルックには敬意を表する。彼の度胸はすごい。彼はスキルや駆け引き、戦略などゴロフキンに勝つすべての要素を持っていると思うが、残念ながら彼はミドル級の選手ではない。それは決定的なことだ。動き続けようとするだろうが、捕まるのは時間の問題だろう。彼は強いアゴを持っているが、それもウェルター級におけるものだ」と分析。そのうえで「ゴロフキンが圧倒してKOで勝つと思う」と予想している。9月9日にジェイコブスが防衛を果たし、翌日にゴロフキンが勝てば両者は次戦で直接対決する可能性が出てきそうだ。