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WBO世界クルーザー級タイトルマッチ、王者クリストフ・グロワキ(30=ポーランド)対1位オレクサンデル・ウシク(29=ウクライナ)の12回戦は9月17日、ポーランドのグダニスクで行われる。試合まで1ヵ月を切った23日、両者がポーランドの首都ワルシャワでメディアの取材に応じた。
昨年8月、V14を狙ったマルコ・フック(セルビア/独)を劇的な11回逆転KOで破って戴冠を果たしたグロワキは、今年4月にスティーブ・カニンガム(米)を退けて初防衛に成功。ウシク戦が2度目の防衛戦となる。メディアの取材に対しグロワキは「
試合が待ち遠しいよ。疲労はあるが、準備はできている。会見などで余計なエネルギーは使いたくないね。より優れた者が勝つ、シンプルなことさ」と話した。一方、08年北京五輪8強、12年ロンドン五輪ヘビー級優勝、09年世界選手権3位、11年世界選手権優勝のアマ実績を持つウシクは「グロワキは大物と戦って勝ってきた選手。私にとって厳しい戦いになることは覚悟している」とコメントした。戦績はグロワキが26戦全勝(16KO)、ウシクが9戦全KO勝ち。このサウスポー同士のオッズは15対8で挑戦者ウシク有利と出ている。