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3団体統一世界ミドル級王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)は9月10日、英国ロンドンでIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)を相手に17度目の防衛戦を行うことになっているが、これをクリアした場合、11月か12月に次戦を計画していることが分かった。
ゲンナディ・ゴロフキン
ゴロフキン陣営の重鎮、トム・ローフラー氏がメディアに明かしたもので、11月か12月の試合がWBAのレギュラー王者ダニエル・ジェイコブス(米)との団体内統一戦になる可能性もあるという。ゴロフキンはブルック戦の発表直後にWBAから「ジェイコブス戦を先延ばしにすることに関し、特別承認の手続きを経ていない」として、このままではブルック戦を防衛戦として認めない可能性があると警告を受けていた。こうしたなかジェイコブスも9月9日にセルジオ・モーラ(米)を相手に防衛戦を行うことになり、両者の直接対決は来年以降に持ち越しになるとみられていた。ローフラー氏は「ゴロフキン自身が11月か12月に試合をすることを望んでいる。ブルック戦をクリアしたら、その線に沿って話を進めたい」と話している。はたして年内にゴロフキン対ジェイコブスが実現するか。その前に、まずは9月9日、10日の両者の試合に注目したい。