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3団体統一世界ミドル級王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)対IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)のタイトルマッチは9月10日(日本時間11日)、英国ロンドンのO2アリーナで行われる。試合に先立ち、このほど両者はWBCが定める1ヵ月前の予備計量に臨んだ。
ケル・ブルック
ミドル級の体重上限は160ポンド(約72.5キロ)で、WBCでは1ヵ月前の時点で10%の超過までが許容範囲とされる。ゴロフキンは165ポンド(約74.8キロ)と比較的軽めだったが、ウェルター級(147ポンド≒66.6キロ)のブルックは、なんと上限いっぱいの176ポンド(約79.8キロ)と報告された。もともとスピードのあるブルックだが、パワーでも押し負けないようにと考えているのかもしれない。なお、WBCは試合1週間前にも計量を行うことになっており、ここでは超過を5%以内に抑える必要がある。また、今回の試合にはIBF王座もかけられるため、前日計量をクリアしたあと、試合当日にも計量が義務づけられることになる。ここではリバウンドを10ポンド(約4.5キロ)以内に抑えなければならない。試合までの体重調整にも注目したい。