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WBA、WBC、IBF世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン/米)と、IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(30=英)が14日、米国ニューヨークで顔合わせをして試合に向けた意気込みを口にした。両者は9月10日、英国ロンドンのO2アリーナで対戦する。
ケル・ブルック
GGGのロゴがプリントされたTシャツで会見に臨んだゴロフキンは「ブルックのことはリスペクトしているが、英国の大勢のファンの前で劇的なドラマを披露するつもりだ」と話した。英国のリングで戦うのは初めてのゴロフキンだが、マシュー・マックリン、マーティン・マレーといった英国のトップ選手を一蹴しており、その実力と名前は知れ渡っている。35戦全勝(32KO)。一方、2階級アップして冒険マッチに臨むブルックはスリーピースを着てマイクに向かった。「これこそ私の待ち望んだ試合。オファーが来たときは数分で受け入れたよ。私は大柄なウェルター級で、スピードもパワーも持ち併せている。GGGからは何人か対戦を拒否した選手がいるが、私は向かっていく。私は特別なファイターなんだ。そのことを9月10日に証明してみせる」と強気だ。36戦全勝(25KO)。