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元WBA世界スーパーフライ級王者で現在も複数の団体で世界ランクに名を連ねるリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が、今月3日からバルガスでリオ五輪予選に参加することを受け、現・同王者で対戦経験もある河野公平(ワタナベ)が「ボクシング界を盛りあげてほしい」とエールを送った。
後半にソリスがお返しの一打
両者は2013年5月に大田区総合体育館で対戦。先に右カウンターでダウンを奪ったのは河野だったが、ソリスは後半に左フックでダウンを奪い返した。以降も激しくパンチを交錯させた末の判定は2対0でソリスに軍配。その後にソリスが、IBF世界同級王者・亀田大毅(亀田)との統一戦で体重オーバーしたことで王座を剥奪され、その現在は河野が同王座を奪回している。
武器はフィジカル
ソリスの予選出場に「ビックリした」という河野は「技術的に粗いからといって甘く見ると、実際に戦ったときのフィジカルの強さに苦しめられる。それがソリスの危険性です。とにかく身体からみなぎるパワーがすごかったので、今回もあのフィジカルが活きると思う」と期待。「本戦出場を決めて、ボクシング界を盛りあげる活躍をしてほしい」と、いつか再戦する可能性もある宿敵にエールを送った。