海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
アマチュア時代からの友人同士の対決となったWBA世界ウェルター級タイトルマッチ、王者キース・サーマン(27=米)対前IBF同級王者で現WBA2位ショーン・ポーター(28=米)の12回戦は25日(日本時間26日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた。
手前が勝者サーマン
○キース・サーマン(米)
12回判定(3対0)
×ショーン・ポーター(米)
12回判定(3対0)
×ショーン・ポーター(米)
ポーターが積極的に仕掛け、サーマンが迎え撃つ展開で試合はスタート。ファイター型のポーターが相手のボディを攻めると、王者はアッパーを突き上げてライバルを脅かす。
手数のポーター、正確なパンチのサーマンという展開で拮抗したままラウンドは進んでいった。8回、ポーターのボディブローで王者が守勢にまわり、9回には左目上をカット、苦しい状況に追い込まれたかと思われた。
しかし、疲労がみえるなかサーマンは11回には左フックなどで挑戦者を攻め立てて優勢を印象づけた。最終回、両者は最後の力を振り絞ってパンチを交換、競った内容のまま戦いを終えた。
採点は三者とも115対113でサーマンの勝利を支持していた。暫定王者時代から数えて6度目の防衛を果たしたサーマンは28戦27勝(22KO)1無効試合、ポーターは29戦26勝(16KO)2敗1分。