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来週末25日(日本時間26日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われるWBA世界ウェルター級タイトルマッチに出場する王者キース・サーマン(27=米)と、挑戦者の前IBF王者、現WBA2位ショーン・ポーター(28=米)が、ともにKO決着を誓っている。
ショーン・ポーター
この試合は3月に行われる予定だったが、2月にサーマンが交通事故を起こしたため延期されていた。サーマンにとっては昨年7月以来11ヵ月ぶりのリングとなる。ふたりは友人でもあるが、リングの上では敵として対峙することになる。暫定王者時代から数えて6度目の防衛戦となるサーマンは「いつも相手をやっつけてやろうと思って戦っている。今回は少し趣の異なる試合になるかもしれない」と話している。対するポーターは「私は自分の仕事をしてWBA王者になるだけだ。リングの上でグローブをタッチしたら友情は関係なくなるんだ」と割り切った様子だ。ともにKO決着を誓っているが、オッズは7対4で王者有利が続いている。戦績はサーマンが27戦26勝(22KO)1無効試合、ポーターが28戦26勝(16KO)1敗1分。