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36戦全勝(35KO)という驚異的なレコードを誇るWBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(30=米)の4度目の防衛戦が7月16日、故郷の米国アラバマ州バーミンガムで行われることが確実となった。相手はクリス・アレオーラ(35=米)が内定している。
デオンタイ・ワイルダー
ワイルダーは5月21日にロシアの首都モスクワでアレクサンデル・ポベトキン(露)を相手にV4戦を行うはずだったが、ポベトキンがドーピング検査で陽性だったため試合は延期に。今回の試合はこれを受けて急遽、セットされることになった。会場は昨年9月のV2戦で使用したレガシー・アリーナが予定されている。挑戦者のアレオーラは43戦36勝(31KO)4敗1分2無効試合の強打者で、過去に2度の世界挑戦を経験しているが実ってはいない。WBC12位だった昨年12月の試合で判定勝ち後、ドーピング検査でマリファナの成分が検出され試合は無効試合に変更され、アレオーラ自身は90日間の出場停止処分を科された。そのため現在はランキングに名前が見当たらないが、サスペンドが解けたことで近々15傑内に復帰することが確実視されている。遠からず正式発表が行われるものとみられている。