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「これに勝って次の大舞台に駒を進めたい」――6月25日に米国ニューヨークのバークレイズ・センターでヘスス・クェジャル(29=亜)の持つWBA世界フェザー級王座に挑む元世界3階級制覇王者アブネル・マレス(30=メキシコ/米)が、戴冠を確信している。
クェジャル
マレスはバンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級を制覇したが、13年8月にジョニー・ゴンサレス(メキシコ)の強打を浴びて初回KO負け。昨年8月には後輩のレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)にも敗れた。クェジャル戦が10ヵ月ぶりの再起戦でもあるが、自信満々だ。「彼(クェジャル)はパワーがあるが、私の経験とテクニックがものをいうだろう。彼は私のようなタイプと戦ったことがないはず。勝利を確信しているよ。勝ってサンタ・クルスとの再戦に駒を進めたい。前回よりもいい試合ができると思う」と話している。マレスは32戦29勝(15KO)2敗1分、暫定王者時代から数えて6度目の防衛戦になるサウスポーのクェジャルは29戦28勝(21KO)1敗。マレスの自信とは逆にオッズは11対8でクェジャル有利と出ている。